岡本 太郎(おかもと たろう、1911年(明治44年)2月26日 - 1996年(平成8年)1月7日)は、日本の芸術家。
1930年(昭和5年)から1940年(昭和15年)までフランスで過ごす。
スキー愛好家としても知られ、親交があった三浦雄一郎から賞賛される程の腕前だった。
太郎はスキーの魅力について「どんな急斜面でも直滑降で滑るのがスキーの醍醐味だ」と語っている。
スキーを始めた頃、急斜面コースで上級者が滑っているのを見た太郎は、どんな絶壁なのかと思い登ってみると、
実際目もくらむ程の高さであった。後に引くことが許せない性格の太郎はその急斜面に挑戦した。
結果は大転倒したが、太郎自身その経験をこう語っている。
「決意して、滑りはじめ、歯を食いしばって突っ込んで行った。とたんに、ステーンと、凄い勢いで転倒した。
頭から新雪の中にもぐってしまい、何も見えない。だが嬉しかった。
何か自分が転んだというよりも、僕の目の前で地球がひっくりかえった、というような感じ。
地球にとても親しみを覚えた」
また、太郎は当時流行していた白いスキー板と白いウェアに対抗して、
カラフルなデザインの板とウェアを作ったり、自らのスキー体験を綴った「岡本太郎の挑戦するスキー」(講談社、絶版)
という本も出版している。
蔵王河童の結婚式の仲人・二人の娘のゴットファーザー・家族のように交友し、78才まで蔵王スキー場に滑りにお出でいただきました。
先生のスキーの著書にも河童の名前が度々掲載されています。
太郎先生揮毫のオリジナル酒『河童」・岡本敏子初代岡本太郎記念館館長揮毫オリジナル酒河童はル・ベール蔵王限定でお飲みいただけます。
館内に太郎先生の作品・書が多数掲示されています。